新入部員の保護者から現金をだまし取った疑いで逮捕された日本大学重量挙部の元監督が、別の保護者からも現金をだまし取ったとして、再逮捕されました。 警視庁によりますと、日本大学重量挙部の元監督、難波謙二容疑者は2023年、奨学金制度で入部予定の新入部員4人の保護者に「2年目から奨学生として申請する」などとウソの説明をし、現金あわせて262万円をだまし取った疑いがもたれています。 難波容疑者は2023年以降、だまし取った現金などおよそ1500万円を研究室のキャビネットに保管し、一部を飲食代や歯の治療代に使用していたとみられます。 調べに対し難波容疑者は「“寄付金として”保護者からの了解を得て頂いたお金だと思っていた」と、容疑を否認しているということです。