酒を飲んで車を運転し、人身事故を起こしたのに現場から立ち去ったとして、兵庫県警飾磨署は2日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(酒気帯び運転、事故不申告)の疑いで、同県姫路市の会社員の男(35)を逮捕した。 逮捕容疑は同日午前0時半ごろ、同市飾磨区今在家北の市道交差点で酒を飲んで乗用車を運転中、ワゴン車と衝突し、運転手の男性(27)と助手席の女性(28)に頭部打撲などの軽傷を負わせたが、警察に届け出ずに立ち去った疑い。 同署によると、男は「自宅で缶ビールを3本飲み、たばこを買いに行く途中だった」と話し、「気が動転して逃げてしまった」と容疑を認めているという。