職務質問中の逃走から約1か月半…ベトナム人男を群馬県で逮捕 山形県内の元宿泊施設に侵入し金属ケーブル盗んだ疑い 山形県警

山形市で9月、警察の職務質問中にベトナム人グループが逃走した事件に絡み、警察は逃走を続けていた29歳の男を群馬県で発見し、この男を含むグループ4人を村山地方の元宿泊施設から金属ケーブルなどを盗んだ疑いで逮捕しました。 この事件は9月16日午前6時ごろ、山形県上山市の東北中央自動車道山形上山インターチェンジ付近の道路で、警察の職務質問を受けていたベトナム人のグループが逃走したもので、当時身柄を確保された3人はこれまでに不法滞在の疑いや別のナンバープレートを取り付けて車を運転していた疑いで逮捕されています。 この事件では、ベトナム国籍で住所不定・無職のファム・スアン・チュオン容疑者(29)が逃走を続けていましたが、警察は群馬県みどり市でファム容疑者を発見。村山地方の元宿泊施設に侵入して金属ケーブルなどを盗んだ疑いで10月30日、逮捕しました。 建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、ファム容疑者とすでに逮捕されている3人のあわせて4人です。 警察の調べによりますと、4人は9月16日午前0時半ごろから午前5時40分ごろまでの間に、山形県村山地方にある元宿泊施設に侵入し、金属ケーブルなど328キログラム・およそ18万円相当を盗んだ疑いです。 4人は当時、犯行後の移動中に職務質問を受けたため逃走したとみられています。 警察は4人の認否について「捜査に支障がある」として明らかにしていません。警察で余罪などについて追及しています。

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