免許なしで医療行為の疑い 逮捕の会社役員「京大病院に勤務経験ある」と嘘の説明 法人代表理事は取材に「信じられない…」

大阪市のクリニックで医師免許がないのに医療行為をした疑いで逮捕された男が、クリニック側に「京都大学医学部付属病院で勤務経験がある」などと嘘の経歴を伝えていたことが分かりました。 会社役員の原田伸一容疑者(66)は、大阪市北区にあるがんなどの免疫療法を行うクリニックで、医師でないにもかかわらず問診などの医療行為を行った疑いが持たれています。 問診した患者は20代から90代の169人にのぼり、薬の処方などもしていたとみられます。 警察によると、原田容疑者は去年9月に採用された際、クリニック側に「医師免許は引っ越しの際に紛失した」と説明をしていました。 そして、「京都大学附属病院に勤務経験がある」などと嘘の経歴を伝えていたということです。 クリニックを運営する法人の代表理事は関西テレビの取材に、「(原田容疑者は)京大病院で外科の勤務医として勤めて、主に外科の手術をしていたっていうことは聞きました」「信じられなかったですね。無免許だったということが」と話しています。 調べに対し原田容疑者は容疑を否認しています。

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