[リマ 3日 ロイター] – ペルーのウーゴ・デ・セラ外相は3日、メキシコとの国交を断絶することを決定したと表明した。 カスティジョ政権で首相を務めたベッツィー・チャベス氏を巡り、メキシコが亡命手続きを開始するという「非友好的行為」を犯したと記者団に述べた。 メキシコ外務省からは今のところコメントを得られていない。 2022年終盤にペルーのカスティジョ大統領(当時)は議会解散を図った後に罷免・逮捕された。チャベス氏も刑事責任を問われている。 チャベス氏は9月、カスティジョ氏の議会解散工作が進行している際に在ペルーのメキシコ大使館に逃げ込もうとしたことを否定した。