事件から3年半…八田與一容疑者はなぜ捕まらないのか「まだ知らない人もいる」「指名手配強化月間に期待したい」元刑事が言及

2022年6月29日に大分県別府市で大学生が車にはねられ死亡した「別府ひき逃げ殺人事件」。事件から3年半が経ったいまも重要指名手配されている八田與一(はった よいち)容疑者の行方は分かっていない。元徳島県警捜査1課警部の秋山博康氏が事件について言及した。 11月は指名手配強化月間。全国の警察では、指名手配犯の潜伏先となる宿泊施設などを重点捜査したり、ポスターなどで情報提供を呼び掛けている。500人以上いるとされる指名手配犯だが、2024年は、強化月間の間に273人の指名手配犯が検挙されている。立ち回り先捜査での逮捕が最も多く168人、逃亡期間は256人が6か月未満で逮捕されている。 八田容疑者はなぜ捕まらないのか。秋山氏は「もう3年以上経つので非常に残念。指名手配強化月間が11月に始まるので期待したいが、やはり捜査員に執念(を持って)、捕まえてほしい。そして、重要指名手配でいろいろと表に出てはいるが、まだ全国では事件を知らない人もいる」と指摘。 また、26年目で容疑者が逮捕された名古屋主婦殺害事件をあげて「八田容疑者も、時効のあった道交法から時効のない殺人罪で逮捕状を取っているので、今回の名古屋の事件はいい事例だったかなと感じている」とコメントした。 情報提供は別府警察署(0977-21-2131)まで。X(旧Twitter)の番組公式アカウント(@News_ABEMA)のダイレクトメッセージでも情報を募集している。 (『ABEMA的ニュースショー』より)

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