高金利容疑で3人を再逮捕へ ホスト通いの女性狙う「ヤミ金」事件

東京・歌舞伎町で働く女性に高金利で現金を貸したとして男らが逮捕された事件で、警視庁は5日、韓国籍で職業不詳の韓甲哲容疑者(52)=東京都港区=ら3人を出資法違反(高金利)の容疑で再逮捕する。捜査関係者への取材でわかった。逮捕は3回目。 捜査関係者によると、他に再逮捕するのは、いずれも職業不詳で30代の男2人。3人は共謀して昨年11月、新宿区内で20代の女性に32万円を貸し、利息として8万円を受け取るなどした疑いがある。 警視庁は9月下旬、同様の高金利で現金を貸したとして、3人を同法違反の疑いで逮捕した。その後の捜査で、少なくとも十数人の女性に計約1千万円を貸し付け、利息などとして計約4千万円を受け取っていたことを確認したという。 ホストクラブで売掛金(ツケ)を負わされたり、風俗店で働いたりした女性らを対象にして、3人が無登録で金を貸していたとみて警視庁は調べている。(太田原奈都乃)

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