無許可のガールズバー営業収益を隠匿した疑い 風俗店経営の男を再逮捕、背後に暴力団組織か 静岡市葵区

静岡中央署と県警組織犯罪対策課などは4日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで静岡市葵区幸町、風俗店経営の男(31)を再逮捕した。一連の事件で逮捕は3回目。 関係者によると、男が経営に関わっていたガールズバーは、今年1~9月に約1800万円を売り上げたとみられる。売上金の一部が暴力団組織に流れていた可能性もあるとみて、背後関係を捜査する。 再逮捕容疑は9月下旬、風営法違反(無許可営業)で摘発された同ガールズバーの営業で得た収益4万円を、同区で他人名義の乗用車内に隠匿した疑い。 同署によると、男は「隠したつもりはない」と容疑を否認しているという。社交飲食店の売り上げをマネーロンダリング(資金洗浄)する目的だったとみられる。茶封筒に入れた現金が車内から見つかったという。 男は10月14日、同ガールズバーを県公安委員会の許可を受けずに営業したとして風営法違反(無許可営業)で逮捕、送検されていた。静岡地検は4日、同容疑について処分保留としている。

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