新たに自衛隊職員を逮捕 国税電子申告・納税システムe-Taxを不正に使用した詐欺事件【高知】

国税電子申告・納税システムe-Taxを不正に使用した詐欺事件で県警は11月5日、新たに県内に住む自衛隊職員の男を逮捕しました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、高知市一宮東町の自衛隊高知地方協力本部・総務課の非常勤職員 岡村泰彦容疑者(47)です。 警察によりますと、岡村容疑者は2024年9月から2025年1月までの間、すでに一連の事件で逮捕されている男とともに県内の税務署に対しオンラインで確定申告が可能なe-Taxを使用して虚偽の申告を行い、岡村容疑者名義の口座に所得税の還付金約94万円を振り込ませ、騙し取った疑いが持たれています。共謀した男も今回の犯行について再逮捕されました。県警は2人の認否を明らかにしていません。 これでe-Taxを悪用した一連の詐欺事件の逮捕者はあわせて18人となり、被害総額は高知を含む10都道県で約2240万円にのぼっています。 岡村容疑者は今年6月に採用されたばかりの職員で、自衛隊高知地方協力本部池戸雅浩本部長は「今後警察の捜査に最大限協力するとともに判明した事実に基づき厳正な処分と再発防止策を講ずる所存です」とコメントしています。

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