山梨県身延町のケアホームに勤める公務員の男が女性に性的暴行をしたなどとして3日に逮捕されました。 男は「酒に酔って覚えていない」と容疑を否認しています。 不同意性交などの疑いで逮捕されたのは、身延町の老人保健施設「峡南ケアホームいいとみ」に勤める地方公務員 氏家達也容疑者50歳で、警察は4日に氏家容疑者を送検し、本格的な取り調べに入りました。 警察によりますと、氏家容疑者は今年9月、甲斐市内を走行していたタクシーの中で知人の40代の女性に抱きつき、女性がタクシーを降りたあとを追いかけ、路上で性的暴行を加えた疑いが持たれています。 調べに対し氏家容疑者は「タクシー内で抱き着いたことは間違いないが、その他の行為は酒に酔って覚えていない」と供述し性的暴行を否認しています。 一部事務組合の会見（3日夜）: 「大変申し訳ありませんでした」 職員の逮捕を受け、ケアホームを運営する一部事務組合は昨夜、記者会見し謝罪しました。 氏家容疑者はケアホームの利用者や入所希望者の相談を受ける業務を担当し、勤務態度に問題はなかったということです。 一方、事件翌日の9月23日に女性から被害の相談があり施設長が10月中旬に口頭で注意していました。 組合は今後、氏家容疑者の処分を検討します。