韓国で、日本人観光客の親子が飲酒運転の車にはねられた事故で、警察は5日夜に運転手の男を逮捕しました。 韓国・ソウルで11月2日、大阪から観光に訪れていた日本人の親子が交差点で飲酒運転の車にはねられ、58歳の母親が死亡、38歳の娘が重傷を負いました。 車を運転していた30代の男からは運転免許取り消しに相当するアルコールが検出されていて、ソウル中央地裁は5日夜に危険運転致死傷などの疑いで男の逮捕状を出しました。 男は5日午後、逮捕状を出すかどうか決める裁判所の審査に出席した際、報道陣に「申し訳ありません」と述べていました。 遺族は5日に韓国に入国していて、今後、遺体の移送に向けた手続きが進められるとみられます。