【独自】竹刀で背中や喉たたく 傷害疑い教諭 転倒した被害生徒に 茨城

茨城県桜川市の義務教育学校で剣道部の男子生徒にけがを負わせたとして逮捕された教諭の男(37)が2023年10月の事件当時、「掛かり稽古」で突き飛ばして倒れた生徒に対し、竹刀で背中や喉付近をたたくなどしていたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。県警は当時の詳しい状況を調べている。 捜査関係者によると、教諭の男は稽古中に生徒を複数回にわたって突き飛ばして転倒させたほか、倒れた生徒に対し、防具のない背中をたたいたり、喉付近をつついたりしたとみられる。中学生以下の剣道で、相手の喉を突く「突き」は禁止されている。 当日はほかの部員も練習参加していたが、被害生徒との一対一の稽古のみ、数十分にわたる異例の長さに及んだという。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加