「国旗損壊よりアウト」維新創設・橋下徹氏vs.“公金還流疑惑”藤田共同代表がバチバチなワケ

『日本維新の会』の藤田文武共同代表(44)が、11月4日に“公金還流疑惑”について、会見で改めて「適正」と主張した。 『しんぶん赤旗』日曜版で報じられた内容では、藤田氏側は自身の公設秘書が経営する会社に、「ビラ印刷費」などの名目で、’17年から’24年までに合わせて約2000万円分を支払ったという。このうち9割以上が政党交付金などの公金だったので、公金を身内に還元しているのではないかという批判が起こったのだ。 その公設秘書は会社から年720万円の報酬を受け取っていたという。公設秘書は特別公務員だが、この秘書は兼業届を出しており違反はしていない。 しかし記者からは、 「秘書の会社は自宅マンションと同じ場所で、印刷機もないのになぜ?」 などという厳しい質問が飛んだ。会見の現場にいた全国紙報道記者は 「藤田氏は会見で毅然とした態度で一度もしどろもどろにならなかった。記者から『プリントパックなどに直接発注したら?』などと言われると『デザイン業務をナメすぎ』と強く突き返していましたね。しかも一部メディアが秘書のマンションのオートロックをすり抜け、玄関の前まで来て直撃したことも激怒していました。警察を呼んで、モニターに映っている記者の顔も提出したといいます。会場に来ていたその会社の記者に『建造物侵入で逮捕されますよ。許容されているんですか?』と詰め寄っていました。会見自体はマスコミが詰め切れなかった感じでしたね」 一方、発生直後からテレビ番組やXで藤田氏を真っ向から非難しているのが、“維新”の生みの親である橋下徹氏(56)だ。 〈藤田氏側の法人が利益を上げていたならば、完全に公金マネーロンダリング。公金を私的利益に換える最悪な行為。たとえ実費だけだとしても、大阪維新の外形的公正性の観点からは政治家としてアウト〉 〈赤旗記事がなければ藤田氏は引き続き身内企業に発注していた〉 〈俺からすれば国旗を損壊することよりも藤田氏の今回の行為の方がよっぽどアウト〉 などと“維新の先輩”からここまで言われるかというほど叩かれている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加