《靖国神社にトイレの落書き》日本在住の中国人被告(29)は「処理水放出が許せなかった」と動機語るも…共犯者と「海鮮居酒屋で前夜祭」の“矛盾”

「靖国神社に中国人が落書きをした」――コロナ禍を経て、外国人観光客が戻りつつある中、2024年5月に報じられたニュース。この事件で器物損壊、礼拝所不敬の疑いで逮捕、起訴された中国籍の男性・姜卓君(29)被告の初公判が11月29日、東京地裁(福家康史裁判官)で開かれた。共犯であり実行役だった2人はいまだ逮捕に至っていないなか、姜被告が語った動機は、「処理水の放出を止めるため」といういささか飛躍した主張だった──ライターの普通氏がレポートする。【前後編の前編】

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