フィリピンへ捜査員派遣 マニラ路上強盗殺人 警視庁など

フィリピンの首都マニラで8月、日本人男性2人が射殺された事件で、警視庁などは11日、現地警察当局が逮捕した実行役らのスマートフォンの解析や防犯カメラ映像などを確認するため、同国に捜査員を派遣した。 日本人の首謀者が殺害を依頼した疑いが浮上しており、同庁は連携して捜査を進める。 捜査関係者などによると、事件は8月15日夜に発生。いずれも東京都内に住む佐鳥秀明さん(53)=福岡県出身=と中山晃延さん(41)=静岡県出身=が、ホテル近くでタクシーから降りた直後に拳銃で射殺され、所持品を奪われた。2人はこれまでもたびたび現地を訪れていたという。 同月18日、実行役の男(50)と、その兄(63)が現地当局に逮捕され、その後、起訴された。

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