岡山市で交際相手の男とともに娘を虐待し死亡させたとして一審で懲役10年の判決を受けた母親が、控訴を取り下げていたことが明らかになりました。 岡山市北区の西田彩被告(36)は交際していた男とともに娘の真愛ちゃんを虐待し死亡させたとして、逮捕監禁致死などの罪で先月、岡山地裁の裁判員裁判で懲役10年の判決を受けました。 弁護側は即日控訴しましたが、その後、西田被告から「判決内容には納得していない部分があるが、控訴を取り下げたい」「早く刑を終えて残された3人の子どもたちのもとに戻りたい」などと書かれた手紙が届いたということです。その後、弁護人と西田被告が接見し相談した上で先月(9月)26日付けで控訴を取り下げたということです。これで西田被告は懲役10年の刑が確定しました。