国民・玉木代表「望月さんもかなりバズりを狙ってますよね」「規制が必要」NHK党立花党首逮捕の受け止め聞かれ

国民民主党の玉木雄一郎代表は11日の会見で、NHK党立花党首の逮捕に関連して、ネット規制の必要性について言及した。 東京新聞の望月記者が立花孝志容疑者の逮捕に関して「かつて動画で共演して、YouTubeの発信のしかたとかを聞いていた玉木さんの動画もあったと思うが、彼が作った“立花現象”、誹謗中傷やフェイクも含め選挙戦で勝てばいいんだ、もしくはバズればいいんだという戦略が大きく社会に悪い部分で影響を与えたと思う。今回の逮捕、死後の誹謗中傷が事件に問われるのは立件されれば初になるとのことだが、“立花現象”なるものをどういうふうに見たか」と質問。 玉木代表は「バズればいいということで言うと、望月さんもかなりバズりを狙ってますよね。私も基本的にはSNSとか表現の自由は最大限確保されるべきと思うが、2つのものについては一定の規制が必要ではないか。ひとつは外国勢力における選挙への介入事案、いわゆるインフルエンス・オペレーションのようなことがまかり通ることについてはしっかり把握をして、何らかの対策を打つ必要がある。民主主義の根幹を脅かすので、表現の自由を最大限尊重するものの何らかの規制が必要。もうひとつは今回のケースのように、明らかに誹謗中傷で人の命が奪われたり、家族を心身ともに傷つけるそういったことには一定の規制、制約が必要ではないかと今回強く思った」と答えた。 玉木代表はさらに、「ネットで広がるということは紙とかビラとかと違って拡散性、残存性こういった観点から、これまでの通常メディア、紙爆弾、怪文書とかとは違った、質的にまったく異なるものになってきているし、人権侵害の度合いもこれまでとはレベルが異なってきているのではないか」とし、「表現の自由等については最大限配慮をする、憲法上の権利でもありますから、けれども失われる権利の大きさということを考えると、やはり一定の規制が必要になってくると思う」とネットに何らかの規制が必要との見解を示した。(『ABEMA NEWS』より)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加