家出や売春の少女らを支援 歌舞伎町の「駆け込み寺」が大阪・ミナミにも相談拠点開設 元職員の逮捕で“信用ゼロ”資金難に…26歳女性代表が「それでも新たな挑戦をした」理由を語る

東京・歌舞伎町で23年にわたって若者の支援活動を続けてきた公益社団法人「日本駆け込み寺」が11月11日、大阪・ミナミに「大阪ミナミ駆け込み寺」として相談拠点をオープンした。 居場所のない若者が集まるミナミのグリコ看板の下、通称「グリ下」から徒歩5分ほどのホテルの1階にあり、「若者が気軽に立ち寄れる場所」を目指すという。 一方で、「日本駆け込み寺」をめぐっては、2025年5月、元事務局長が覚せい剤所持で逮捕され、団体存続の危機に直面する事態となっていた。 なぜ、この苦境で新たな挑戦に踏み切ったのか。 代表理事の玄秀盛さん(69)と共同代表の清水葵さん(26)に話を聞いた。

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