カンボジアの拠点で特殊詐欺のかけ子をしていたとして日本人29人が逮捕された事件で、このうち男5人が別の特殊詐欺の疑いなどで再逮捕されました。 警察によりますと、矢嶋和夫容疑者(52)ら男5人は今年2月、他の者と共謀して福岡県警の警察官などになりすまし、カンボジアの拠点から茨城県の女性(36)にウソの電話をかけ、現金3140万円をだまし取った疑いで再逮捕されました。 警察は5人の認否を明らかにしていません。 一方、永澤省吾容疑者(33)は、今年4月の別件の窃盗事件で再逮捕されました。 カンボジアの拠点で特殊詐欺のかけ子をしていたとして、日本人29人が逮捕された一連の事件では、16人が詐欺の罪で起訴されたほか、19歳の容疑者が詐欺の非行内容で家庭裁判所に送られました。 また、きのうまでに男女6人が処分保留のまま釈放されました。