第三者の口座情報を警察官OBに漏らした疑いで逮捕された大阪府警の警部補が、捜査に必要と偽って知人女性の個人情報を照会したとして再逮捕されました。 虚偽有印公文書作成などの疑いで再逮捕されたのは、大阪府警羽曳野署の警部補・草川亮央容疑者(56)です。 警察によりますと、草川容疑者は捜査上必要と偽って虚偽の「捜査関係事項照会書」を作成し、5回にわたり区役所などに知人女性の個人情報を照会した疑いがもたれています。 草川容疑者は警察官OBで行政書士の道沢正克容疑者(68)に第三者の口座情報を漏らした疑いで10月に逮捕され、11月12日に起訴されました。 取り調べに対し草川容疑者は「業務目的だった」と容疑を否認しているということですが、警察は余罪もあるとみて調べています。