埼玉の「カット野菜」工場で不法就労助長の疑い 会社長ら逮捕

就労資格のないインド人を「カット野菜」の工場で働かせたとして、警視庁は埼玉県深谷市の野菜加工会社「ベジミール」社長の石井誠容疑者(48)=埼玉県鴻巣市=ら2人を出入国管理法違反の疑いで逮捕し、13日に発表した。法人としての同社も同容疑で書類送検した。 国際犯罪対策課によると、逮捕容疑は、人事部門責任者の男(47)と共謀して昨年7月~今年10月、「技術・人文知識・国際業務」の在留資格で滞在するインド人の男3人について、埼玉県にある同社の工場で働かせ、資格外の不法就労をさせたというもの。インド人の男3人も、別の人物と共謀して虚偽の申請書で在留資格を得たという同法違反容疑で逮捕した。 石井容疑者は「全てを人事に任せていたのでわからない」と容疑を否認し、責任者の男は容疑を認め、「最低賃金で働く外国人の労働力が必要だった」などと供述しているという。

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