宮城県警泉署は3日、詐欺の疑いで、仙台市泉区、解体工の男(18)を再逮捕した。 再逮捕容疑は、8月6日~10月31日ごろ、泉区の路上などで同区の男性会社員(24)ら4人に対し、返済する意思がないのに「財布をなくした。自宅までタクシーで帰りたい。お金を貸してほしい」などとうそを言い、現金計8万5000円をだまし取った疑い。 署によると、昨年8月以降、市地下鉄泉中央駅付近で類似の被害に遭ったとの相談が10~70代の男女から今回の4件を含み約30件あり、被害総額は約20万円になるという。金をだまし取る際、架空の名前や電話番号を伝える手口が共通しており、署は関連を調べている。 容疑者は、今月13日に傷害と恐喝の疑いで逮捕され、処分保留となった。