「東北地方を放浪していた」逮捕されるのは3度目…神社の社殿に侵入し火をつけた男(54)を再逮捕(山形・鶴岡署)

今年8月、山形県遊佐町の神社の社殿に侵入し飾りなどに火をつけたとして、 富山県の54歳の男が再逮捕されました。 男は三川町のショッピングセンターでも火をつけたとしてすでに逮捕・起訴されていて、今回が3度目の逮捕です。 建造物侵入と非現住建造物等放火未遂の疑いで13日、再逮捕されたのは、本籍が富山県入善町で住所不定・無職の男(54)です。 警察によりますと、男は今年8月26日ごろ、放火する目的で遊佐町の劔龍神社の社殿に侵入し、紙で作られた飾りにライターで火をつけた疑いがもたれています。 火はその後、飾りが取り付けられたドアの一部に燃え移りましたが、自然に鎮火したため放火は未遂に終わったということです。 警察によりますと、男は容疑を認めています。 ■ショッピングセンターの女性用トイレでも… 男は、今年8月27日の夜、三川町のショッピングセンターの女性用トイレに侵入し、ペーパータオルなどに火をつけ壁などを焼損させたとして逮捕・起訴されているほか、同じ時間帯に近くのコインランドリーに侵入して乾燥機内のタオルに火をつけた罪でも起訴されていました。 この事件を受け警察が捜査を進めたところ、今回の犯行も明らかになったということです。 男は三川町の犯行について「うさばらしにやった」などと話していて、県内にいたことについては「道の駅などで野宿をしながら東北地方を放浪していた」などと話していたということです。 男は 徒歩で移動していたとみられています。 警察はさらなる余罪の有無も含めて捜査を進めています。

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