勤務していた消防署で防火点検の調査記録をまとめた台帳を盗んだ疑い 56歳消防副士長の男を逮捕 容疑を否認

岐阜北消防署の56歳の消防士が、防火点検の記録や個人情報などが書かれた台帳を盗んだとして逮捕されました。 警察によりますと、逮捕されたのは、岐阜北消防署の消防副士長・高橋良典容疑者(56)です。 高橋容疑者は今年3月下旬までに、当時勤務していた岐阜南消防署で、建物の防火点検の調査記録をまとめた「査察台帳」9冊などを盗んだ疑いが持たれています。 消防によりますと、台帳には調査先の施設の関係者の氏名や携帯電話番号などの個人情報が含まれていたということですが、これまでのところ流出は確認されていないとしています。 台帳は当時カギをかけた部屋で管理されていましたが、所属する消防士であれば誰でも開けられたということで、警察の調べに対して高橋容疑者は容疑を否認しています。 市消防本部は13日の会見で「信用を著しく失うもの」と謝罪しました。

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