神戸・6歳児を虐待死させ遺棄した罪 母親ら3姉妹の初公判 母親は起訴内容を認める

神戸市で当時6歳の男の子を虐待死させたなどの罪に問われている母親ら3姉妹の裁判員裁判が始まり、母親は起訴内容を認めました。 おととし6月、神戸市西区の草むらで当時6歳の男の子の遺体が見つかり、叔父の穂坂大地被告(34)や母親、2人の叔母の合わせて4人が逮捕されました。 起訴状などによりますと、母親ら3人は穂坂被告とともに自宅で男の子の背中を鉄パイプで数回殴り、踏みつけるなどして死亡させ、遺体をスーツケースに入れて遺棄した罪に問われています。 母親は起訴内容を認めた一方、叔母のひとりは「穂坂被告に逆らえなかった」などと述べました。 検察は冒頭陳述で「外部に助けを求めることもでき、適法行為を選択することを期待できた」などと指摘しましたが、弁護側は「穂坂被告は家族の支配的な立場にあり、3人は逆らうことができなかった」などと主張しました。

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