青森市の住宅で夫婦の遺体が見つかった事件についてです。 18日、34歳の息子が母親への殺人の疑いで逮捕されました。警察は、母親と一緒に遺体が見つかった父親への殺人の疑いも視野に捜査を進めています。 18日、青森市の住宅で夫婦が血を流して亡くなっていた事件。 殺人の疑いで逮捕されたのは、同居する息子でした。 韓国籍で青森市合浦1丁目に住む無職・金本大周こと金 大周 容疑者(34)は、自宅で母親の背中などを包丁のようなもので刺して、殺害した疑いが持たれています。 金(キム)容疑者は、18日の朝に「両親を殺した」と通報していて、警察は母親が浴室であおむけに倒れ、背中などに複数の傷があるのを見つけました。 さらに、廊下では胸などに複数の傷がある父親の遺体が見つかっていて、警察は父親への殺人の疑いも視野に捜査を進めています。 警察によりますと、母親と父親はともに抵抗した際にできる傷がありました。金容疑者の腕にも切り傷があり、犯行のさいにもみ合ってけがをしたと見られています。 また、この家族は事件より前に家庭内の問題について警察へ相談していたということです。警察は事件のいきさつや動機を調べています。