去年3月、札幌市中央区の住宅に侵入し、現金や高級腕時計などを盗んだとして、42歳の男が逮捕されました。 住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、大阪市阿倍野区の福祉支援員、古川恒太容疑者42歳です。 古川容疑者は去年3月7日正午ごろから午後5時ごろまでの間、札幌市中央区宮の森の52歳の女性宅に侵入し、現金およそ23万円や高級腕時計など時価総額961万5000円相当を盗んだ疑いがもたれています。 警察によりますと、被害に気づいた女性が「建物の窓ガラスが破壊されていて、寝室に置いていた20万円ほど入った封筒が盗まれました」と通報し、警察は住居侵入、窃盗事件として捜査をしていました。 その後、盗まれた腕時計が大阪市内の店に持ち込まれていることが判明し、店の記録などから古川容疑者を割り出し、警察は裏づけ捜査を進め11月20日に逮捕しました。 取り調べに対し、古川容疑者は「事務所兼住宅に盗みに入りました」と話し、容疑を認めているということです。 古川容疑者は被害にあった52歳の女性と面識がなく、警察はなぜ古川容疑者が札幌で犯行に及んだのかや共犯者の有無などを詳しく調べています。