島根県出雲市で、横断歩道を自転車で渡っていた女子中学生がトラックにはねられ意識不明の重体となっています。 島根県警出雲警察署によりますと、21日午前8時14分頃、出雲市斐川町直江の市道で、横断歩道を自転車で渡っていた女子中学生（13）がトラックにはねられる事故がありました。 女子中学生は病院に搬送されましたが、頭などを強く打ち、意識不明の重体となっています。 現場は見通しの良い丁字路交差点で、信号機はないものの横断歩道が設置されており、女子中学生は横断歩道を自転車で横断していたところをはねられたとみられます。 この事故で、出雲警察署はトラックを運転していた松江市玉湯町のトラック運転手の男（50）を過失運転致傷の容疑で現行犯逮捕しました。 男は「自転車の女の子に衝突してしまいました」と容疑を認めているということです。 男は荷物を搬送途中で、けがはなく、飲酒はしていなかったということです。 女子中学生は1人で登校中だったとみられ、警察が事故の詳しい原因などを調べています。