お笑いコンビ、キングコングの西野亮廣(45)が24日までに自身のインスタグラムを更新。一般のファンからの差し入れを受け入れない理由を説明した。 西野は、「自分とはまったく異なる文化圏で暮らす他者のニーズを、細部に至るまで正確に想像することはほぼ不可能だ」と前置きした上で、「僕個人について言えば、“一般のお客様から”の『差し入れ』は100%要らない」と断言した。荷物で手が塞がることのほか、会食などで食品は口にするタイミングがないことを理由に挙げて、「結果として、そのまま“廃棄物”に変わるだけだ。『要らなければ誰かにあげてください』と言われることもあるが、自分が不要と判断したものを受け取ってくれる人を探す時間的余裕は無い」と説明した。食品以外の差し入れについても、「国際線の利用が多い身としては、『知らない人から内容の分からない荷物』を受け取ることほどリスクの高い行為はない。場合によっては逮捕される可能性すらある」とも記している。 西野は、「こうしたコミュニケーションエラー、フードロス、思わぬ事故、そして“持つこと”自体のストレスを避け、何より応援してくださる方々を好きでい続けるためにも、あらかじめ『私は○○を受け取りません』と明言しておく必要がある」と強調した。「にもかかわらず、『ご好意なのだから受け取るべきだ』と主張する人もいる(とくにご年配に多い=物が不足していた時代の人達)」と続けて、「自分の承認欲求を満たすために相手を痛めつけてはならない」「相手が『要りません』と伝えたときは、静かに引く。それが人としての最低限のマナーだ」と理解を求めた。