贈収賄事件で町長「違法性ないのでは」 発言の撤回などを求め町議が申し入れ【熊本】

小国町発注の公共工事入札をめぐる贈収賄事件で、町長の発言について町議らが撤回を申し入れました。 この事件は小国町の前の建設課長、小野昌伸容疑者(60)が、町が発注した土木工事などの指名競争入札に小国町建設業協会に所属する『伊藤組』など9社を選定したことなどへの謝礼として、『伊藤組』の社長、伊藤英志容疑者(60)から食事など、 あわせて52万円相当の接待を受けた疑いで今月5日に逮捕されたものです。 逮捕当日、小国町の渡邉誠次町長は会見を開き、2人が中学時代の先輩後輩の関係だとしたうえで、逮捕容疑の『接待行為』について「違法性はないのではないか」と 発言。 これについて先週金曜、町議全員が「違法性の有無は裁判を通じなければ明らかにできない」として、発言の撤回や発言の真意について説明を求める要望書を渡邉町長に提出しました。

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