他人のクレジットカード情報を使って航空券を購入したとして、千葉県警は25日、東京都のハイヤー運転手、山本裕也被告（23）ら2人を電子計算機使用詐欺などの疑いで再逮捕した。山本容疑者は「飛行機に乗ることが趣味だった」と容疑を認めているという。 再逮捕容疑は、2024年6月、不正に入手した他人のクレジットカード情報で38便分の航空券（計254万円相当）をだまし取ったとしている。 県警によると、すべて山本容疑者の名義で予約し、うち4便に山本容疑者が搭乗した。他の便は事前に不正利用が発覚し、予約が取り消された。航空会社が不正購入を日本サイバー犯罪対策センターに相談し、関東管区警察局サイバー特別捜査部が情報を分析したという。 山本容疑者らは他人のクレジットカード情報で酒類などを購入したとして電子計算機使用詐欺罪などで起訴されている。【林帆南】