無免許トラック運転→衝突事故→逃走…現場に知人を“身代わり”ひき逃げや犯人隠避教唆など疑い男逮捕

無免許でトラックを運転し、車と衝突する事故で女性にケガをさせたにも関わらず逃走。1時間後、現場に戻ってきたのは、身代わりの人物だったといいます。2023年に霧島市で発生した交通事故を巡り、湧水町の男(28)が、ひき逃げや犯人隠避教唆などの疑いで逮捕されました。 無免許過失運転致傷とひき逃げ、犯人隠避教唆の疑いで逮捕されたのは、湧水町中津川の無職、武冨太郎 容疑者(28)です。 警察によりますと、武冨容疑者は、2023年12月21日の午前10時ごろ、霧島市横川町中ノの県道で免許がないにも関わらず準中型のトラックを運転。交差点で、鹿児島市の当時20代の女性が運転する普通乗用車と衝突し、軽いケガをさせたにも関わらず、そのまま逃げた疑いが持たれています。 また、逃走した武冨容疑者はその後、知人に、身代わりとして現場に向かうよう依頼し、自身が犯人であることを隠すよう、そそのかした疑いも持たれています。 当時、警察は約1時間後に身代わりとして現場を訪れた知人から話を聞き、事故として処理。その後、過失運転致傷の疑いで、知人を任意で捜査していたところ、武冨容疑者の関与が浮上したということです。 武冨容疑者は、調べに対し容疑を認めていて、警察は、知人についても犯人隠避の疑いで捜査。身代わりに至った経緯など調べを進めています。

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