ことし10月、千葉県白井市の民家で現金などが奪われ、住人の女性2人がケガをした強盗傷害事件で、その翌日に市川市で起きた、住人の女性が連れ去られた強盗致傷事件の実行役として逮捕・起訴されている男2人が逮捕されました。 警察によりますと、逮捕された藤井柊容疑者（26）と高梨謙吾容疑者（21）は今月16日、白井市の民家に侵入し、住人の70代の母親と40代の娘の顔を殴るなどしたうえ、「1000万、2000万あるのは知ってんだぞ」などと脅して、現金およそ26万円などを奪った疑いがもたれています。 2人は実行役として、指示役から匿名性の高いアプリ「シグナル」で、「ひもかガムテープを買ってください」「さいごにぐるぐるにして放置するので」などと指示を受け、犯行に及んだとみられています。 調べに対し、藤井容疑者は「生活費がなかったのでSNSで高収入の仕事を探した」「報復されるのが怖くて指示されるがままに事件を起こしてしまいました」などと話し、高梨容疑者は黙秘しているということです。 警察は指示役などについて調べを進めています。 2人はこの翌日に市川市の住宅に押し入り、住人の女性を殴るなどしてキャッシュカードなどを盗んだうえ、女性を監禁したなどとして、すでに逮捕・起訴されていました。