重体となっていた20歳の女性州兵が死亡 アメリカ・ホワイトハウス近くで銃撃受ける 24歳男性州兵も依然重体

アメリカの首都・ワシントンで起きた州兵への銃撃事件で、重体となっていた2人のうち1人が死亡しました。 トランプ大統領は、「先ほど聞いたが州兵の女性が亡くなった。もう私たちのもとにはいない。彼女の両親が今そばにいる」と話しました。 トランプ大統領は27日、滞在先のフロリダ州で演説し、銃撃を受けた男女2人の州兵のうち、20歳の女性州兵が死亡したと明らかにしました。 24歳の男性州兵も重体となっています。 この事件は26日、首都ワシントンのホワイトハウス近くの路上で、パトロール中の州兵2人が銃撃を受けたもので、逮捕されたアフガニスタン国籍の男は4000kmほど離れた自宅のある西部ワシントン州から車で移動し、犯行に及んでいたことがわかっています。 男は、アフガニスタン戦争中にアメリカのCIA(中央情報局)が支援する部隊で活動し、アメリカ軍の撤退にともない、2021年にアメリカに入国したということで、犯行の動機についてはまだわかっていません。 トランプ政権は事件を受けて、アフガニスタンやイラン、リビアなど19カ国の出身者への永住権について再審査するとしています。

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