大阪府警交野署の巡査長の男が、大阪市内のキャラクターグッズ販売店で、ステッカーなど62点を万引きしたとして、28日逮捕されました。男は「子どもにプレゼントするために盗みました」と容疑を認めているということです。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、交野署刑事課鑑識係の巡査長、松田浩之容疑者（41）です。警察によりますと、松田容疑者は28日午前11時50分ごろ、大阪市北区のキャラクターグッズ販売店で、ステッカーやカードなど62点（販売価格計4万782円）を自身のバッグに入れて盗んだ疑いがもたれています。 警戒していた保安員が松田容疑者が万引きしているところを見つけて、店を出た際に声をかけたところ、松田容疑者は逃げましたが、保安員らによって確保されたということです。松田容疑者は28日午前に宿直勤務を終えたあとでした。 松田容疑者は調べに対し「逮捕された事実の通り、万引きしたことに間違いありません。子どもにプレゼントするために盗みました」と容疑を認めているということです。 松田容疑者のバッグには、包装された新しい本が5冊入っていて、警察はこれらの本も松田容疑者が万引きした可能性があるとみて調べています。 大阪府警の国井栄次監察室長は「警察官としてあるまじき行為であり、言語道断であります。今後の捜査結果を踏まえて、厳正に対処します」とコメントしています。 2025年に逮捕された大阪府警の警察官は松田容疑者も含めて7人です。