関西大学ラグビー・Aリーグで連覇を狙う天理大が29日、勝ったチームが優勝となる京産大との最終節(30日・花園)を前に、奈良・天理市内のグラウンドで練習を行った。SO上ノ坊駿介主将(4年)=石見智翠館=は「色々な人の支えがあってラグビーできているという気持ちを忘れずに力を発揮したい」と、大一番への思いを語った。 今季は6月に部員2人が大麻所持など麻薬取締法違反の疑いで逮捕され、7月末まで部活動が停止された。小松節夫監督(62)は9月の開幕戦の3日前までチームに合流できなかった。「多彩なアタックは時間がかかるので、我々のできることはとにかく挑戦すること」と指揮官。目の前の試合に全力を注ぎ、前節まで6戦全勝で最終節にたどりついた。 ここまで6試合でわずか55失点。ライバル京産大は108失点を喫しており、上ノ坊は「天理のいいところはディフェンスから。チームの勢いにつながる」とポイントを挙げる。愚直なディフェンスで関西王座を守り抜く。(藤田 芽生)