万引き・パワハラなど 県職員7人を懲戒処分 三重

三重県は、万引きやパワハラなどで監督責任を含め、7人の職員を免職などの懲戒処分としたことを発表しました。 三重県によると、松阪建設事務所保全室の課長補佐級で52歳の男性職員は、今年5月、明和町内で約4000円相当のマイクロSDカードを万引きしたとして、窃盗の疑いで書類送検されました。 今年10月に起訴猶予で不起訴処分となりましたが、県の聴取で2013年にも、大阪市内で食品2点を万引きしたとして警察から微罪処分を受けていたことが発覚、この男性職員を28日付けで、免職の処分としました。 また、志摩建設事務所保全室の主査で42歳の男性職員は今年8月、伊勢市内で約5000円相当のフィギュア4個を万引きしたとし、10月に窃盗の疑いで逮捕。この男性職員は2015年にも松阪市内で雑誌などを万引きして逮捕され、その後停職3カ月の処分を受けており、三重県はこの男性職員も28日付けで免職の処分としました。 また、面前で怒鳴るなどのパワハラで複数の職員が精神疾患になったとし、男性職員1人が減給処分、酒気帯びで自転車を運転した2人の男性職員が停職1カ月の処分となっていて、パワハラと自転車の酒気帯び運転による懲戒処分は三重県では初めてです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加