組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕されていた会社員の男性(34)について、福岡地検飯塚支部は11月26日付けで不起訴処分としました。 理由は「起訴するに足りる証拠がなかった」としています。 警察によりますと愛知県一宮市の男性(34)は去年12月、「サイバーセキュリティセンター」をかたる男らから電話を受け、約200万円をだまし取られたほか、複数の口座を作るよう命じられていました。 その後、別の50代男性がニセ電話詐欺被害にあい、男性(34)の口座に金が振り込まれていたということです。 警察は、犯罪で得た金と知りながら現金30万円を受け取った疑いで男性(34)を逮捕していました。 逮捕当時、警察の調べに、容疑を認めていたということです。