警察は1日、業務上横領の疑いで駒ヶ根市赤穂の無職・古田千洋容疑者(40)を再逮捕しました。 警察によりますと古田容疑者は司法書士だった去年11月5日から今年1月31日までの間に遺産相続の権利がある人から依頼を受け、業務上預かっていた現金6815万円余りを3回にわたって自己名義の口座に振り込み横領した疑いが持たれています。 警察の調べに対し「間違いありません」と容疑を認めています。 古田容疑者は去年8月から9月にかけて相続の相談を受けた別の依頼人から現金5012万円余りを横領した疑いで今年10月に逮捕されています。 古田容疑者が依頼人の遺産から横領した金は、これで計約1億1827万円余りに上っています。横領した金はFX投資に使ったとみられています。 警察は余罪があるとみて、調べを進めています。