関西空港に乾燥大麻密輸疑い 過去最大の押収量、末端価格1.5億円

大阪府警関西空港署は2日、乾燥大麻をタイから関西空港に密輸したとして、いずれもベトナム国籍で、茨城県つくば市在住の女(26)と、埼玉県戸田市在住の女(25)を麻薬及び向精神薬取締法違反(営利目的共同輸入)容疑で逮捕したと発表した。2人はすでに同罪で起訴されている。 関西空港税関支署によると、押収された乾燥大麻は約31キロ(末端価格約1億5千万円相当)で、関西空港での押収量としては過去最大という。 関西空港署と税関支署によると、2人は10月12日、何者かと共謀し、タイからの航空機で関西空港に入国する際、スーツケースに乾燥大麻を隠し、営利目的で輸入した疑いがある。乾燥大麻は真空パックされ、周りに魚などの干物を詰めて偽装されていた。 2人は秘匿性の高いスマホアプリで指示を受けていた形跡があり、関西空港署などは組織的な犯行の可能性があるとみて調べている。(西江拓矢)

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