警察庁「架空の身分証」捜査導入へ 相次ぐ「闇バイト」への対策で

首都圏を中心に「闇バイト」が絡む強盗事件が相次いでいることを受け、警察庁は「架空の身分証」を使った捜査の導入を検討していることが分かりました。 SNSでの「闇バイト」を巡っては、指示役側が応募者の身分証を求めるケースが大半で、警察庁は捜査員が用意した架空の免許証などで指示役側などと接触する事を想定しています。 架空の身分証を使う手法は「仮装身分捜査」と呼ばれ、国内で導入されれば初めてとなります。 警察庁は早い実施を目指し、特殊詐欺や違法薬物の捜査にも役立てていくとしています。 「闇バイト」の応募では、強盗の実行役ら70人近くが逮捕されているほか、全国の警察で125件の保護が確認されています。

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