ナイフを持った男2人が… 年末を前に上山市の金融機関で強盗対応訓練(山形)

現金の取り扱いが増える年末を前にきのう、上山市の金融機関で強盗事件を想定した対応訓練が行われました。 訓練は、ナイフを持った男2人が職員を脅し、現金を奪って逃走する想定で行われました。 犯人が逃走した後、職員は警察にすぐに通報。 その後、警察官に犯人の特徴を詳しく伝えます。 「犯人はまず何人組でしょうか?」 「2人で」 「両方とも男?」 「そうです」 窓口で対応した職員は。 山形信用金庫 上山支店 窓口担当 鈴木里菜さん 「大声で叫んでいたのですごいびっくりしてしまって、何もすることができずに本当に怖かったです。店舗で防犯というか、犯人がこないような店舗づくりが一番大切なのではないかと改めて実感した」 今回は人質がいる想定での訓練でした。 警察では、早期逮捕につながるよう犯人が接触したものには触れないようにすることも大切だと説明しました。 上山警察署 髙橋雄星 生活安全課長「(犯人が)触ることによって犯人のDNAがつきますので、そこからDNAを採取することで犯人を特定できる場合もございますので、そういった場面があればぜひ証拠保全という観念から触らないでいただきたい」 県内では今年、郵便局やコンビ二で相次いで強盗事件が起きています。 年末年始は現金の扱いが増える時期ということもあり、警察は、強盗や詐欺にも注意してほしいと呼びかけています。

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