「学校に行かせるのが心配。どういう経緯で事件になったのか…」福島市の中学校で起きた傷害事件 動揺広がる

福島市の中学校で、彫刻刀で同級生2人を切りつけた疑いで逮捕された15歳の男子中学生は、教員が教室を出た後に、切りつけたとみられることがわかりました。 「生徒同士がけんかして2人が負傷した」 16日午後、福島市内の中学校から消防に通報があり事件は発覚しました。 同級生2人を彫刻刀で切りつけた疑いで警察にその場で逮捕されたのは15歳の男子中学生。 切り付けられた同級生の男子生徒2人は、胸や背中などにけがをしたと言うことです。けがはいずれも軽いといいます。 捜査関係者によりますと、事件当時は授業中で、何らかの事情で教員が教室を出た後に、男子中学生が切りつけたとみられるということです。 事件から一夜明け、子どもを通わせる保護者からは… ■中学3年生の保護者は 「けがしたのを聞くと、学校に行かせるのが心配。どういう経緯で事件になったのか、子どもたちを今後どう守ってもらえるのか、保護者会を開いて、説明して欲しい」 中学校では今夜、全校生徒の保護者を対象にした説明会が行われるということです。 事件を受け、福島市教育委員会は「子どもたちの安全安心を最優先に、寄り添った対応を検討している」としています。 警察が、トラブルがなかったかも含め、事件の経緯を調べています。

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