焼けた車の中から男性遺体 暴行…ビデオ通話で母親も脅迫か ベトナム国籍男5人再逮捕 大多喜死体遺棄事件

大多喜町の林道で2月、焼けた車の中からベトナム人男性(29)の遺体が見つかり、ベトナム国籍の男5人が強盗容疑で逮捕された事件で、勝浦・八千代署合同特別捜査班は4日、恐喝や営利目的略取などの疑いで男5人を再逮捕した。特別捜査班は男性が一部の容疑者と面識があり、金銭トラブルになっていたとみている。 再逮捕されたのは同国籍の住所・職業不詳の男(23)ら5人。5人は共謀し、2月5~6日、八千代市の男性宅に押し入り、携帯電話機などを奪った強盗容疑で逮捕されていた。 特別捜査班は強盗の際、男性に暴行を加え、ベトナムに住む男性の母親(48)にビデオ通話をかけさせ脅し、5千万ベトナムドン(日本円で約30万円)を振り込ませた疑いが強まったとして、4日に再逮捕した。男性を車に乗せて連れ去った疑いもある。 特別捜査班は5人の認否を明らかにしていない。引き続き男性が死亡した経緯について調べる。(本紙・千葉日報オンラインでは実名)

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