2024年、首都圏で相次いだ闇バイトによる一連の強盗事件で警視庁などの合同捜査本部は「指示役」を初めて逮捕しました。 首都圏の1都3県で、2024年8月から2か月間で闇バイトによる強盗事件が18件発生し、神奈川・横浜市青葉区で起きた事件では、後藤寛治さん(75)が暴行を受け死亡しました。 「実行犯」だけでなく、事件の本筋となる「指示役」の検挙に向け捜査を続けてきた合同捜査本部は5日、警視庁の刑事部長や3県の県警幹部が出席する異例の形で会見を行いました。 警視庁・親家和仁刑事部長: 一年余にわたり全力で捜査に当たり、首謀者の検挙に至りました。 逮捕された福地紘人容疑者(26)ら男4人は2024年10月、千葉・市川市の住宅に押し入り、住人の女性(50代)に大けがをさせたうえ、現金などを奪った疑いがもたれています。 福地容疑者の親族は逮捕を受け、「(Q.犯罪に手を染めるような子ではなかった?)なかった。それは信じていた。被害者に申し訳ない」と、苦しい胸の内を話しました。 合同捜査本部は、福地容疑者ら4人の認否を明らかにしていません。