観光客など約100人に「スリ」か 逮捕・起訴された中国籍の男を新たに書類送検 10代のころからスリ集団に所属し技術習得「日本はスリがしやすかった」

「日本はスリがしやすい」。観光客など約100人から財布を盗んだとして中国籍の男が書類送検されました。 スリの瞬間を捉えた映像には、白いTシャツの男が前の男性のかばんに手を入れる様子が映っています。 中国籍の無職、田紅波被告(41)は今年7月~9月、奈良市内や万博会場などで観光客3人から財布を盗んだとして逮捕・起訴されていて、他にも98人の財布など(約548万円相当)を盗んだ疑いで5日、新たに書類送検されました。 警察によりますと、田被告は10代のころから中国のスリ集団に所属し、瞬時に財布を盗む技術を身につけたということで、取り調べに対し「日本は現金を持ち歩く人が多く、防犯意識も低いのでスリがしやすかった」などと容疑を認めているということです。 田被告のスマホからは、盗んだクレジットカードを撮影した複数の写真(33人分)が見つかっていて、「海外に送信すれば1件2000円の報酬があった」と供述しているということです。

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