「言うことを聞かせようと思ったが、叫ばれたので刺した」 神戸マンション女性刺殺事件の容疑者の新たな供述 鑑定留置終え起訴するかどうか検察が判断

今年8月、神戸で女性の後をつけ、マンションのエレベーターの中でナイフで刺して殺害したとして逮捕された男が「言うことを聞かせようと思ったが、叫ばれたので刺した」という趣旨の供述をしていたことが捜査関係者への取材で新たに分かりました。 殺人の疑いで逮捕された谷本将志容疑者(36)は8日午後2時すぎ、事件当時の精神状態を調べる3か月間の鑑定留置を終え、捜査本部が置かれている兵庫県警葺合署に身柄を戻されました。 谷本容疑者は今年8月、神戸市中央区で会社員の女性(当時24)の職場付近から女性の後を付け、マンションのエレベーターの中で胸などをナイフで刺し、殺害したなどの疑いがもたれています。 警察によりますと、谷本容疑者は逮捕後の取り調べで殺意について否認。「事件2日前の朝に女性の勤務先近くの路上で歩いているのを見つけ、好みのタイプだと思って後を付けた」という趣旨の供述をしていたということです。

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