【12月08日 KOREA WAVE】登録者が100万人を超える韓国のネット配信者「スタック」が12月1日、SOOP(旧アフリカTV)での生放送で、拉致・暴行の被害に遭ったことを明らかにした。 発端は中古車取引だった。スタックは中古車ディーラーに車の売却を任せ、新たに購入する車の前金2億ウォン(約2120万円)を渡した。しかし、ディーラーは7月末に消息を絶った。 見つけ出して法的措置を取ると伝えると、「金を返す」と言ってマンションの駐車場に呼び出された。11月26日夜のことだ。スタックは車の中で合意書を書くよう促された。 後部座席には黒いフード姿の男が潜んでおり、スタックが警察に112番通報すると、ディーラーたちに金属バットのような物で激しく殴られ、手足を縛られた。 グループは仁川(インチョン)から約200キロ離れた忠南・錦山(チュンナム・クムサン)まで車で走行。移動中も「金はどこだ」と迫り、暴行が続いた。 警察は位置情報を追跡し、約4時間後に車を発見して現場で3人を逮捕した。全員が拘束・起訴されている。 スタックは「生きて戻れたのは奇跡だ。命の危険を感じた4時間だった」と語った。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News