生後18カ月の恋人の息子を殺害した元米国ミスコン優勝者、終身刑言い渡される

米国で、ミスコンテストの元優勝者が恋人の生後18カ月の息子を殺害した容疑で終身刑を言い渡された。 WALB、ニューヨーク・ポストなど米メディアによると、2023年ジョージア州地域のミスコンテスト優勝者トリニティ・マディソン・ポーグ(Trinity Madison Poague)被告(20)は、昨年1月に発生した18カ月幼児殺害事件に関連し、最近有罪判決を受けた。 陪審団の評決が出て1時間も経たないうちに、裁判所はポーグ被告に終身刑と20年の追加刑を同時に宣告した。判事は「事件を十分に検討し、悲劇を考慮した。結論は終身刑」と明らかにした。 検察によると、ポーグ被告は当時、恋人ジュリアン・ウィリアムズさんの大学寮の部屋で、恋人がピザを買いに出かけている間に彼の息子を殺害した後、「息をしていない」というメッセージを送った。ウィリアムズさんが急いで戻ってきて子どもを病院へ連れて行ったが、そのまま息を引き取った。 検察は、ポーグ被告がウィリアムズさんとの間に自分の子どもを持ちたがっていたが、彼の息子を受け入れられず犯行に及んだと主張した。また、事件直後に病院でポーグ被告が「脳出血はどうやって起きるのか」「頭蓋骨骨折は目立たないことがあるのか」などを検索していた事実も明らかになった。 解剖の結果、子どもがチップスを食べたというポーグ被告の供述とは異なり、食べ物を摂取した痕跡はなく、頭と身体に深刻な鈍器による外傷があり、脳が事実上機能を失っていたことが確認された。解剖医は「直接的な強い衝撃による負傷」と証言した。 ポーグ被告は2023年にジョージア州「ミス・ドナルソンビル(Miss Donalsonville)」のタイトルを獲得し、「ナショナル・ピーナッツ・フェスティバル(National Peanut Festival)」ミスコン大会にも参加したが、逮捕以降、すべてのタイトルを剥奪された。

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