「逮捕した犯人があなた名義の銀行口座と携帯電話を持っていた」などと告げられたことをきっかけに、秋田市に住む70代の男性が1200万円相当の暗号資産をだましとられる詐欺被害に遭いました。 秋田中央警察署の調べによりますと、秋田市に住む70代の男性は先月22日に自宅の固定電話に連絡があり、兵庫県警の警察官を名乗る相手から「逮捕した犯人があなた名義の銀行口座と携帯電話を持っていた。あなたも関与しているのではないか」などと告げられました。 その後、誘導された通信アプリのラインで「あなたの口座の金が犯罪に関係するものではないか確認する必要がある。暗号資産用の口座を開設し指定アドレスに送ってください」などと指示を受けた男性は、今月3日までに合わせて1,200万円相当の暗号資産を購入して送信、だまし取られました。